2007年05月25日

鹿児島の教育力

昨日、古木圭介さんとお話しする機会があった。


圭介さんは鹿児島の若者を、どんどんアジアに送り出したいと熱く語っておられた。



近代日本の夜明け頃、鹿児島からたくさんの人材がイギリスへ送り込まれたという。

一度はイギリスと戦争をした薩摩。

そのイギリスの強さを認めた後、すぐに人材を送り込んだのだから、

鹿児島がいかに人材育成を重要視していたかが分かる。



環境問題もそうだが、次の世代のために何ができるかという視点。

自分だけの利益ではない、全体をイメージするということ。

ジョン歌うイマジンとは、時間をも超えたものなのだろう。

自分のイメージする範囲の狭さに、少し気恥ずかしくなる思いがした。



鹿児島の教育って何だろうと思う。

郷中教育の特徴は、負けるな・弱いモノをいじめるなという理念だそうだ。

それって、まるでレイモンド・チャンドラーの名セリフではないか。
http://quotations.livedoor.biz/archives/50862618.html


強くあれ、優しくあれ。

それは世界に目を向けることと、隣の人をまず愛することのように、表裏一体だ。


まずは弱い自分を見つめていこう。

決して目をそらさずに。

ようやくそう思えるようになった、三十路すぎ。


鹿児島の先輩方と焼酎を酌み交わしながらの時間は、かけがえのない生涯学習の場。

今日もよか晩になりそうです。



明日のライブで待ってるね。
http://job.yomiuri.co.jp/career/zukan/ca_zu_07052501.cfm


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Posted by taro at 21:00│Comments(4)教育
この記事へのコメント
古木さんといえば、アウトドアの先達であり、教育界(PTA界)の重鎮であり、横断遠泳や霧島音楽祭や、いろんなイベントの立ち上げの経験も沢山お持ちで、英語も達者。いろいろ教えてもらえると思うよ。

KTSイマジンはいつのまにか終わっていたんですね。古木さんのコメントはよかったのにね。
Posted by ボヌール at 2007年05月25日 22:32
こんばんは

私は古木さんのお父さんの書かれた本を読んで感銘を受けました。・・
確か、古木家の教育憲法は鹿児島の教育・・を語るのに、避けられらいほどの影響力を及ぼされたと思います。・・

とてもとても、我が家の子育てに実践・・・は難しかったですが、古木圭介さんはかつて、一緒に霧島国際音楽祭の友の会で話す機会をいただいたり・・とても憧れています。・・

いろんな方との出会いを大事にしていかれてください。

ところでtaroさん。6月1日のダンス…知り合いの娘さんが国分中央高校のtaroさんの教え子さんらしいです。(びっくりしました)一緒に行こう!って事になってます。・・

taroさんとお会いできるのを楽しみにしています。・・わかるかな~!(笑)
Posted by reirinn at 2007年05月25日 23:46
いい本が出ました。

林望 「薩摩スチューデント、西へ」 

NHKにドラマ化を任せずに、地元発でドラマ化、映画化、演劇化したい話です。
Posted by 11kagoshima at 2007年05月26日 09:54
>ボヌールさん
そうですね。アウトドアや教育、ボクにとっては大きな大きな先生です。
これから鹿児島の野外教育を、活性させて行きたいですね。

>reirinneさん
ボクもぜひ読んでみたいです。なんという本ですか?
そして、ダンス。
びっくりですね!一緒に応援しましょう。

>11kagoshimaさん
すごい。
林さんの本は好きです。
ぜひ読んでみたいです。
Posted by タロウ at 2007年05月26日 15:53
 
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    コメント(4)