2009年08月29日

出会う旅



クライマックスは帰りの港だった。
フェリーから伸びる色とりどりの紙テープ。
その先には涙・笑顔にまみれ見送りの歌を歌う奄美の高校生たち。
フェリーの上、こちらの側もまた涙・涙。
下から”大隅大好き!”の声が上げれば、
上から”奄美大好き!”と叫び返す。
くしゃくしゃの笑顔の上を、いくすじもの涙が流れ落ちる。
時は最高潮を迎えていた。

そのまっただ中で、僕は舞台を作りたかったのではなく
この”関係”を作りたかったんだと改めて確認できた。
とにかく最高にうれしかった。

二日間に渡る夢の奄美公演は、
たくさんの温かいお客さんに迎えられ、
興奮・大興奮の終幕となった。
それはそれはあっという間に過ぎてしまった。

写真は三日目の夕方。
キャスト、スタッフ勢揃いの大交流会。
大浜海浜公園の夕日を眺めた。
もう二日前に知り合ったとは思えないほど、
奄美の子も大隅の子たちも、肩を並べて夕日に見入った。
夕日の輝き以上に、そこには達成した笑顔が輝いていた。
大人も子どもも同じようにきらきらとしていた。
それは一つの歴史のはじまり。

僕たちはもう一度、結の時代を
取り戻さなくてはいけないのかも知れない。

はるかか彼方に見えるあの島を目指して、
先人たちは海を渡った。
見知らぬ人たちと、少しずつ関係を築き
それが歴史を、文化を生んだ。
人と人が出会うこと。
新しいもののほとんどは、そこから生まれる。

”人に出会う旅”を大切にしよう。
それが今回の旅で得たことだった。

ツアーの詳細はこれまた恒例の、
ドラマー森田さんの「もブログ」をお楽しみに!
http://mojazz.air-nifty.com/molog/2009/08/post-cf55.html

そして奄美青年会議所制作のページ
http://wind.ap.teacup.com/amami/


お世話になりました平田市長、龍郷町長、奄美市、龍郷町教育委員会のみなさま、
奄美大島青年会議所のみなさま、奄美高校、大島高校のみなさん、先生方、
ボランティアの学生のみなさん、ヒメヒコ会のみなさん、
最強の舞台スタッフたち、
きっかけを作ってくださった山下鹿屋市長、
本当にありがとうございました。


そして愛するヒメヒコメンバーたちへ。
次なる旅に向けて、また一つになっていこう。
僕らはさらに羽ばたけるのだから。  

2009年08月23日

ゆめ

夢が叶う前夜って
こんなにも静なんだな。

明日、ついに奄美公演は
出発の日を迎える。
思えば、「ヒメとヒコ」を
奄美でやりたいと思ってから、
あっという間に時が過ぎた。

そして、僕は気がついた。
僕ははじめて自分の夢を
叶えるのかも知れない。

目標を達成するというのとは
まったく違うんだ。

なぜなら、夢の大きさとは、
夢を共有する仲間の数だということ
に気がついたから。

満天の星空に輝く
たった一つの星を眺めるように、
僕らは同じ夢を見つめ
時間を過ごすことができた。

そして僕は人生ではじめて夢を叶える。


明日、18:00鹿児島新港発。
ぜひ見送りに来てください!






  

Posted by taro at 23:34Comments(3)TrackBack(0)自分のこと

2009年08月18日

バンドリハ





昨日のバンドリハ。
撮影は延時くん(だっきしょマン)。
奄美の王を演じるが、
昨日のリハではまるで
ローディの動き。
サポートありがとう。


今回、奄美公演のバンドメンバー。
ギター 了徳治 洋さん
ベース 上谷 耕平さん
キーボード 満田 昭人さん
三線/ボーカル 永 志保さん
ドラムス 森田孝一郎さん

人数も増え、音の厚みも増した。
3回目のヒメヒコ公演。
演奏は確実に充実してきている。

見学に来ていた双子のキャスト
えりか&はるかも初の生音に
興奮気味で、”かっこいい”を
連発していた。

ミュージカルの醍醐味は、
迫力ある生演奏である。

音が演技を、ダンスを刺激する。
その演技に、ダンスに刺激され、
音がさらに飛躍する。
三者は仲間であり、良きライバルであるのだ。

明日は国分中央高での終日リハ。

そうだ。
来週の今頃、もう初日の公演を終えているんだなぁ。





  

2009年08月17日

じょうやま音楽祭

奄美での稽古、全日程を終えた。
よしっ、やったぞ
という感触も得ることができた。
何度も通った島を後にする時、
ぶわっと感慨が押し寄せてくる。
これからは大隅組の最後の詰め。
奄美の高校生たちへの約束だからな。
最高の舞台を持っていくんだ。

ここから一週間、もっとも幸せな時間でもある。


さて、今週の土曜日(22日)は、
昨年に引き続き甑島へ渡る。
そう、じょうやま音楽祭に出演。
今年は太郎&志保バンドでの出演だ。

昨年の話は、
http://chesutoike.chesuto.jp/e73729.html

今年も、完全に熱い若者たちが、
完全に自らで動くことで主催している。
http://koshikiart.chesuto.jp/

テレビや新聞でも報道されているので、
認知は広まっていると思うが、
だめ押しで!

みなさん!
甑島に行ったことないでしょ?
だったらこれがチャンスですよ。
ここにしかない風景。
ここにしかいない人々に会いに行こう。


22日朝のフェリーにボクも乗ります。
では!