アウトプットしてみる。
これを書こうと決めて書き出す日が半分。
とりあえず書き出し見て考える日が半分。
ブログは、自分だけの日記でないから、
多かれ少なかれ人目を気にする。
茂木健一郎さんは著書の中で
”アウトプット”することの重要性を説いていた。
形にすることで自分の意識も高まり、
結果、考えは洗練される。
まさにそうだと思う。
舞台「ヒメとヒコ」の稽古のため実家に滞在。
滞在時は日課の温泉への行き帰り、
田園風景をドライブしながら考えた。
田舎ってなんだろう。
では都会とは・・・。
所属するNPOカゴシマライフネットでは、
鹿児島へのUIターン希望者をサポートしている。
人は何を求めてこの鹿児島へやってくるのだろう。
簡単に答えは出そうもないが、一つ言えるのは
人は無い物ねだりだということだ。
ボクなんか特にそうだ。
都会に疲れると、田舎の静けさ、スローペースに憧れ、
田舎に閉じこめられれば、都会の躍動感に憧れる。
どちらが良いというのではない。
たぶんどちらも必要なんだ。
今日も舞台の稽古が始まる。
「ヒメとヒコ」は奄美と大隅の交流を描いた作品。
島に惹かれて13年。
何がボクをそこまで魅了し続けるのか。
その答え探しは、ボク自身のどう行きたいかという
テーマにも合致するはずだ。
都会が良いとか田舎が良いとか、ましては島が全てでもない。
出会いがもたらすドラマに、どれだけ本気で向き合えるかだと思う。
ボクはたまたま島と出会った。
もちろん良い思い出だけではない。
だけど、その出会いはまだまだ完結していないから、
ボクはボクの出会いと向き合っていくしかない。
生きるとは出会うことで、出会いが生きる意味を教えてくれる。
台風去り、秋風が肌に心地よい大隅より。
台風が見せる不思議な空の色
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